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車椅子愛用者必見リノベーション。超えなくてよかったハードル5選 ” WHEEL (ホイール)”リリース

 一人でやれることは全てやる、着るものや住むとこだって妥協しない、こだわる人の”ラフ&モダン”を手に入れる。

これまでのバリアフリーのイメージを振り払う、感度高めの車椅子愛用者専用リノベーションです。

■部屋の中が360度見渡せるVRはこちら↓↓↓

■リビングルーム

■通路

車椅子を使わず松葉杖等や不自由ながらも自立歩行しやすいようにオリジナルの手すりを設置します。

■廊下収納棚

趣味のもの、いつも使うもの、飾っておきたいものを毎日の動線に配置した例です。オリジナルのパイプ棚をオーナーの好きなところに取り付けできます。付け替えが容易にできるよう、ラフな構造用合板を仕上げ材に使います。

■廊下には松葉杖に切り替えるためのスペースがあります。乗り換えができように車椅子の座面と同じ高さのスツールをチョイスし壁には専用の松葉杖ホルダーもあります。

 

■参考平面図

ハンディキャップを持った人たちへのインテリアってこんなイメージありませんか?

・バリアフリーにするってお金かかるんでしょ?

・ナチュラルで無難なインテリアばかり

・改修したところで通路幅は変わらないしイマイチ使いづらい。

・車椅子のタイヤで床が汚れそう等。

 いざ改修工事をしたり、リノベーションをしようと思っても何をすればハンディキャップを持っている人の問題を解決できるか知識がない。専門家に聞いても無難なデザインや高価なものばかり。また、戸建住宅では上下の移動が難しく、エレベーターをつけるのもコストに問題がある。そこで私たちが提案するのはマンションタイプのリノベーションです。

・生まれつき障害を持った方の自立に向けたリノベーション

・事故や病気で車椅子生活を余儀なくされた方のリノベーション

今回はハンディキャップ用のリノベーションを考えている人へ絶対に見て欲しい

  ”  超えなくてよかったハードル5選  ”  の中のひとつ、を考えます。

1.  ” 土足 “について(先づは意識改革が必要)

家の中でも車椅子に乗っている人って屋外でも使用していた車輪があるから、床が汚れない?って考えたことはないですか?

小さな小石をつけたまま部屋に入ると、床に傷がついたり、せっかくワックスをかけたフローリングが曇ってきたりしますよね。だからいっそのこと土足OKにしました。床が多少汚れても掃除をしなくて良い部屋などありません。他の人と比べて掃除の頻度が少しだけ多くなるだけです。

 アメリカでも靴を脱ぐ習慣が増えてきたとも言われますが、海外では当たり前のことなので、「私の家はアメリカンスタイルです」と言い切りましょう!家用の車椅子を設けたり、お金をかけて全てインテリアで解決しなくて良いのです。無駄なコストは省きましょう。

 考え方を人と違う目線で見ることで捉え方は大きく変わってきます。そこで、床にはフローリングに比べて低価格で、デザインやカラーも幅広いフロアタイルを使用します(弊社厳選)

 壁面には、車椅子のフットレストやタイヤによる衝撃に対応するために、ビニールクロスではなく、エリアを絞って腰高までを強度のある素材で仕上げます。張替えを気にすることなくスイスイ移動できます。

 マンションのリノベーションなら数多くの実績があるWEDGE+だからこそ、洗練されたデザインをそのままにハンディキャップ用のインテリアデザインに踏み出しました。

マンションであれば、エレベーターは当たり前についていて、戸建住宅のようにアップダウンも少なく、共用部分にも少なからず配慮もある。

車椅子に配慮した機能的なキッチン、ユニットバス、水回り設備に加え、車椅子による壁面の傷や汚れ、高低差の解消、介助者と暮らすためのプライバシーなどを考慮した部屋づくりを提案します。

もちろん全てのハンディキャップに対応できてはいません。ハンディキャップのレベルにもよりますが、皆様からの意見を吸収し幅広く対応できるよう努めます。

次回は”  超えなくてよかったハードル5選  ”  のNo.2をご紹介します。

■イメージCGに掲載の ”あきらめない人の車いす” 室内でも旋回しやすい構造で、小スペースでもスイスイこげる『COGY』を紹介します。詳しくは↓↓↓こちら