wedge+

interior design

ABOUT US

Matsumoto Osamu

代表者 松本 治(まつもと おさむ)
役職 WEDGE+ 代表/ デザイナー
1975年長崎県(諫早市)生まれ。
活動拠点を福岡に置き、福岡/関東の物件も勢力的に手掛けています。
将来は『世界からオファーが来る一級建築士事務所をつくる』をビジョンに活動を続けています。

■インテリアデザイナーに至るまで・・・。
小学生の頃は、当時流行っていたチョロQ(おもちゃ)のコレクションが趣味でした。一日のほとんどは、家の中でチョロQを手で押しながら走らせていたのを思い出します。
私のデザインへのこだわりは、父親のすすめで近くのデパートに、チョロQのカスタマイズコンテストで三位になったことが切っ掛けだったと思います。それからの趣味はミニ四駆→ラジコン→マウンテンバイク→モトクロスへと形を変えていきました。全てにおいて、機能性よりもデザイン(オリジナリティ)にこだわっていたと思います。自分の部屋は、塗料の匂いや工具、好きな雑誌であふれかえっていて、勉強部屋というよりも作業場でしたね。とにかく昔からものを作るのが好きだったと思います。モトクロスをやっていた高校生時代も、コースが家から遠くはなれた所にあり、父親に車で運んでもらわないと行けないところにあったので、自慢のバイクを綺麗にしたり、ステッカーをはったりする方の時間が多くて、モトクロスの腕はあまり上達しませんでしたね。とにかく自分の理想のフォルムになるのを優先していたのだ思います。
私がこの職業に就いたのも大学を卒業し、トヨタ自動車の営業に就職が決まった後、街を歩いている時でした。福岡市博多区にある大型商業施設 ”キャナルシティ” に出会ったのが切っ掛けでした。

その当時、圧倒的なスケールと飛び抜けたデザイン(アメリカの建築デザイナー:ジョン・ジャーディ氏)はぼくの心を鷲掴みにしました。施設内に流れる川の音、たまにパーンという音とともに発射されるリズミカルな噴水。何と言っても地下1階にあるステージを劇場の様に包み込む空間が一番大好きな場所です。
ステージに面したガラス張りのホテルのラウンジには楽しそうに会話を楽しむカップルや家族が見えます。こんな素敵な場所で大切な人と過ごせたらどんなに豊かな気持ちになるでしょう。
キャナルシティーに訪れる度に、いつしか ”こんな空間を自分でも作りたい!!” と思う様になりました。その想いが確信にかわった時に、二年間お世話になった会社に辞表を出し、インテリアの専門学校に入学しました。

その後・・・
福岡の株式会社フジヤに入社し、希望を出して東京支社に転勤→
表参道にある、北井建築建築設計事務所ではおもに店鋪設計→
株式会社 モダンアパートメントでは、マンション/アパートのリノベーション。計8年の経験を経て福岡に戻ると同時に独立を決意。現在に至ります。それぞれ得意とするデザインや業務は違いますが、デザインの幅を広げてくれたところ、実務を学んだところ、人間関係で悩んだところ様々ありますが、今思い返してみると一つも無駄な経験は無かったと思います。その経験があったからこそ今の私があり、やりたい仕事に就けていると思います。出会った人、支えてくれた人、叱ってくれた人、今では全ての事に感謝しています。私にとってデザインとは、人との出会いであり、その人の心の中にある感動を引出し、形として残す仕事だと考えています。
人は、空間の色・形・手触り・匂いなど五感をたよりに自分の好みか、そうではないかを判断します。

それが自分好みであれば心を揺さぶり感動を呼びます。

その感動を誰かが同じ様に感じられた瞬間、それは共感に変わると思います。
私はその感動を生むアイデアを提供し、共感し合えるのを見ると心が豊かになります。自己満足の作品ではなく、コスト/機能/フォルムのバランスがとれたデザインを心がけています。そして私は日本が大好きです。人種問わず周りの人に気が遣え、思いやりの心が深い国だと思います。デザインを通して出会った人達との”輪(平和)” が世界に広がれば良いなと思います。
まだまだ成長の途中で未熟ですが、デザインをする事の楽しさ、ひとの役に立てる喜びを大切にして活動を続けていきます。
最後まで読んでいただいて心から感謝致します。